比べることがそもそも間違い!洋楽と邦楽の大きな違いとは?

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『洋楽と邦楽、一体どっちが良いのか』永遠のテーマでもあるこの話題。よくネットでも洋楽派が邦楽を比較してけなすのを、何度も見たことがあります。

 

正直僕は、ヒップホップが大好きということもあって、日頃から洋楽を聴きまくっています。ただ、だからといって「邦楽が〜」とかは感じていません。むしろ、いい曲はどこのものとか関係なく、ガンガン聴く派なので、邦楽もしょっちゅう聴いてます。

 

なので、たまに洋楽派がけなしているのを見ると、「何いってんだこいつら・・・」と少しイラッとしてしまうこともあります。そもそも、J-POPが好きな人に対して、相当失礼でしょ。好きなモノをけなすって。

 

僕としては、どっちも聴いて感じるのは、そもそも邦楽を比較したり、バカにすること自体間違いだと思っています。

 

なので、今回は洋楽と邦楽の大きな違いとは何なのか、僕自身が思っていることを語っていきます。

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そもそも誰に伝えるかが違う

あたりまえですが、そもそも誰をターゲットとして曲が作られているのかが全く違います。それはメロディーや歌詞を取っても明らか。

 

今音楽界の中心になっているヒップホップとかを例に上げると、まず歌詞。過去の作品を振り返っても、黒人の現状を歌っていたり、アメリカンドリームであったり、共感しようにもわからない世界です。まあ、カッコイイなとは思いますが・・・。

 

でも正直、たまに『?』が浮かんでくることもしばしば。アメリカ人じゃないんでしょうがないです。

 

メロディーに関しても、ヒップホップの作曲スタイルにサンプリングという技術があります。コレは既存の曲の気持ち部分だけをつなぎあわせたり、高速回転させたりするスタイルです。

 

そして、サンプリングされるメロディーは80年代やそれ以上に過去の曲、最近ではゴスペル。新しい曲でも日本での認知度はかなり低いものばかり。

 

ぶっちゃけ全くわかんないです。聴いてて既存の曲が使われているなんて。

 

僕自身、最近その部分にも、つど調べたりして聴くようになり、楽しめるようになってきました。まあ、それでもなんでいいのかさっぱりな時がありますが!(オイ)

 

ネイティブの人ならその問題や考え方が近く共感できたり、メロディーに関しても多少は馴染みがあったり引っかかる点が多いんでしょうけどね・・・。

 

もちろん、韻の部分やリズム感だけでも十分楽しいですが、やはりメタファーであったり、ラップ特有の言葉遊びに関しては、英語がわからず全然わかりません。

 

やはり、ラップ一つしっかり聴くにも、かなりの洋楽の知識が必要となります。しっかりと毎週ビルボードTOP100をみて、さらに過去の曲を片っ端から根掘り葉掘り調べ尽くすぐらい。

 

この時点で洋楽のターゲットは日本人でしょうか?

 

もちろんヒップホップだけではなく、ポップスの歌詞やメロディーにも同じことがいえます。

 

邦楽は歌詞やサウンド全体も日本人向け

当然ながら、邦楽は誰に向けて作られているのかといえば、日本人です。歌詞一つ取っても共感出来る部分などが多く、伝わりやすいです。

 

そして、サウンド全体ではメロディーと歌声、どちらかが目立ちすぎることなく、バランスが取れた聴き心地。より歌詞を聴かせるようなものが多いです。

 

だからこそ、日本人で邦楽が人気なんです。日本人が作っているからこそ、日本人に共感できる価値観や、サウンドを表現することが出来ますからね。

 

そこは先ほど例で挙げたヒップホップがやポップスが、アメリカで大衆的なのと根本的には同じです。あれもネイティブだからこそわかる価値観等が多く共感を得ていますから。

 

そもそも、ターゲットが日本人だから、別にアメリカやイギリスの人も共感出来る部分は作る必要なんてないです。

 

誰に伝えるかが全く違うところも、洋楽と邦楽の大きな違いの一つです。

 

競争率がまるで違う

洋楽と邦楽の大きな違いの一つに、競争力の差があります。というのも洋楽の主体となるのは英語。全米ビルボード・チャートをみてても、アメリカ内のアーティストだけじゃなく、UK、カナダ、オーストラリアなど様々な国の音楽が入り乱れている状態。

 

英語という共通言語あるからこそ、歌詞の意味も伝わりやすくなっているからという理由もあります。

 

アメリカ内でもこの競争率。UKなどではまたさっき説明した状況とは逆になっており、多少国によって音楽の好みでちがってはくるものの、英語圏同士でバチバチにせめぎ合っている状態です。

 

まあ、なんせ今チャートを賑わせているのが、アメリカのアーティストではなく、カナダ出身のドレイクって言うぐらいですから。

 

さらにここに、時たまヨーロッパや南米から音楽が輸入されてくることも良くあります。2014年はノルウェー出身のNico & Vinz「Am I Wrong」や、スウェーデン出身のTove Loの「Habits (Stay High)」であったり世界中から音楽が参入しているのが現状です。

 

そうなれば、切磋琢磨でそれぞれの国内の音楽が成長していくのは当然です。

 

Nico & Vinz「Am I Wrong」

 

Tove Lo「Habits (Stay High)」

 

日本の場合は殆ど独立している状態

日本にももちろん洋楽は入ってきています。しかし大衆的になるのは、爆発的にヒットした曲ばかりで、ほとんどの曲は知名度はどれも低い状態。

 

時たまK−POPが爆発するものの、ほとんどは邦楽同士がせめぎ合っている、ガラパゴス状態となっています。

 

ただ、コレのいい点は、世界的に見れば大衆的ではないものの、より日本人にドンピシャなサウンドが生まれていくところも魅力的です。

 

現に僕自身、椎名林檎や、Awesome City Clubの「4月のマーチ」のような日本らしいメロディーとのハーモニーが魅力的なサウンドをしょっちゅう聴いてます。

 

椎名林檎「ギプス」

 

Awesome City Club「4月のマーチ」

 

これらから見るように、アメリカなどでは輸入してきてた音楽に負けじとせめぎ合っているか、日本のように国内の音楽同士でバチバチ切磋琢磨していくか。という競争率やその方法でもそもそも違うということがわかります。

 

括りは一緒でも、洋楽と邦楽は全く違うもの。比べるだけ意味ない!

音楽という括りの中では、洋楽邦楽共に同じではあります。でも、観察してみると、ターゲットや競争率やその方法は全く違います。

 

こんなに違うものの何を比較すればいいのか。正直それって、オムライスと焼き肉を比べるような物だと僕は思います。無理ですよね。食べ物という括りは一緒でも、ものが違いますから・・・。

 

だから、僕はそもそも洋楽と邦楽を比較なんてする意味が無いと感じています。さらにそれで、邦楽を否定するなんて、本当に無意味。

 

まあ僕自身、邦楽とくらべて洋楽はこんなにスゴイんだ!と思ってしまっていた時があります。

 

なので、気持ちはわからなくないですが、むやみにレベル低い呼ばわりするのではなく、「自分には合わなかった」とスルーするべきだなと、あらためて感じます。

 

やっぱり、洋楽を引き合いに出すこと自体が間違いですね。洋楽リスナーの印象も悪くなってしまいますし。だから、違いをしっかり理解し、気に入ったら洋楽でも邦楽でも聴いてみることが大切ですね。

 

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